各地では公共資源取引プラットフォームの整理統合が加速し、プロジェクト建設の入札、土地使用権や鉱業権の譲渡、政府調達、国有財産取引の4つのジャンルの整理統合がほぼ完了した。また、CO2排出権、汚染物質排出権、公立病院の医薬品、林業権などが統一公共資源取引プラットフォームに組み込まれ、取引公告、資格審査、取引プロセス、取引額、契約履行情報などの統一的発表が可能になったほか、公共資源配分のフローの透明化が推し進められた。
これとともに、各地で取引プラットフォームのネットワーク建設が加速している。取引電子化、手続簡素化、サービスフロー最適化、革新的なフォールトトレランスシステム(耐障害性)、予約処理などのサービスを推進し、取引の「ワンストップサービス」実現に取り組んでいる。
発改委の林念修・副主任は、今後は課題と目標の方向づけをしっかりと行い、公共資源取引の市場化改革を徹底的に推進、制度面での強化を行う方針を示した。公共資源取引の市場化改革深化に関する指導意見の発表を検討し、入札関連の法改正を急ぎ、規則や料金徴収制度の見直しなど長期的メカニズムの整備を推し進めるとしている。