京東の新ビジネスモデルに基づく生活サービスプラットフォーム・京東到家はこのほど、コンビニエンスストアのファミリーマートとの提携で合意に達し、ファミマの北京、上海、深セン、成都など各都市の中核エリアにある212店が京東到家と提携したことを明らかにした。これで京東到家はファミマ、セブンイレブン、ローソンの3大コンビニすべてと提携したことになる。「北京日報」が伝えた。
都市部に密集するコンビニがECプラットフォームと協力することは、コンビニ自身の業務を開拓するだけでなく、EC側にも便利で迅速な商品配送のプラットフォームを提供することになる。京東到家によれば、京東は4千万人あまりの利用者を擁しており、コンビニなどの実店舗をもつ小売企業により多くのビジネスチャンスをもたらし、1時間で商品が届くクイック配送サービスは商品の店舗・消費者間の配送時間を短縮するとともに、配送の時間的有効性と質を高めることになる。京東到家はすでにセブンイレブン、ローソン、永輝超市、ウォルマートなどのコンビニやスーパーと提携している。
ファミマの北京、上海、深セン、成都など各都市の180店がすでに京東到家と提携している。消費者は京東到家のプラットフォームを通じ、オンラインでファミマの取り扱うコーヒー、生鮮食品、各種の軽食・飲料、日用品などを購入することができるようになった。提携する店舗は年内に500店に増える見込みという。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年3月2日