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発信時間：2018-03-07 10:35:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　意外にも、世界の映画市場においてこれほどの速度で発展した国・地域は今までなかった。2012年の中国の映画興行収入は170億7300万元に上り、中国は日本を上回って米国に次ぐ第2の大規模映画市場となった。2013年に興行収入は200億元を突破し、2017年は560億元に迫った。中国の映画産業発展のアクセルは緩むことなく、産業規模は持続的に拡大しており、「中国の映画は天井に達した」という論調を退ける。

 

　興行収入では全てを説明しきれないかもしれない。世界の映画市場では、ハリウッドの影響力は無視できず、毎年ハリウッドの興行収入は全世界の70％以上を占める。しかし、中国市場では長年にわたり、国産映画が50％以上のシェアを握っている。

 

　シェアの争いは結局、文化的発言権の争いとなる。中国の映画の急速な成長は、中国の映画が本土市場で優位な立場を固め、中国の民族映画興行が世界の映画勢力構造を変えただけでなく、中国の映画と文化に代表されるオリエント文化と審美体系が世界の映画と人類文化の多様性に貢献していることを示す。

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