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高品質「藍色経済」、各地が展開を加速。
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国家海洋局が先ほど発表した「2017年中国海洋経済統計公報」によると、昨年の全国海洋総生産は前年比6.9％増の7兆7611億元に達し、海洋総生産の対GDP比が9.4％に達した。記者の調べによると、中国海洋産業が安定成長を維持すると同時に、東部各地が産業構造の改善の加速に取り組んでいる。海洋ハイエンドスマート装備品、海洋新エネなどの先進製造業をめぐり、新たな成長源を形成しようとしている。
国家海洋局の張占海報道官は「データを見ると、昨年の海洋経済発展は全体的に安定しつつ好転し、構造調整の掘り下げが続き、質向上と効果拡大の実際の成果を手にしたと言える。海洋経済の新旧動力転換が加速しており、海洋経済は高品質成長に向かい邁進し続けている」と述べた。
情報によると、海洋産業の国際化・ハイエンド化・スマート化の発展をさらに促すため、深セン市は500億元規模の深セン市海洋産業発展基金の設立を積極的に推進しており、海洋ハイエンド・スマート装備品及び前海地区海洋現代サービス業による、2つの1000億元規模の産業クラスタを構築しようとしている。
上海市海洋局が発表した情報によると、「国家海洋経済革新発展模範都市」「国家海洋経済発展模範区」の建設をめぐり、上海市は海洋プロジェクト装備品、海洋バイオ医薬、海洋新エネなどの先進製造業の発展に取り組む。また海洋国際組織、グローバル企業本部の上海招致に力を入れ、「藍色本部要衝」を構築しようとしている。
盤古シンクタンク高級研究員の呉琦氏は、経済参考報のインタビューに応じた際に「海洋経済の発展は、科学技術けん引に根ざし、科学技術革新と科学技術成果の転化を強化しなければならない。深海・グリーン・安全の海洋ハイテク分野の重点的な進展を目指し、かつスマート海洋プロジェクトの建設を推進する。また海洋産業アップグレードと経済構造改善を推進し、海洋経済の発展の質と効果を高め続ける。海水淡水化の大規模応用、海洋バイオ医薬、海洋装備品製造などの新興産業の発展を重点的に支援する。港湾物流、ビーチ観光、海洋情報サービスなどの海洋サービス業を積極的に発展させ、海洋経済の新業態と新モデルの形成を加速する」と提案した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年3月10日
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