習近平総書記は2013年に海南省を視察した際、「13億の中国人は環境が美しく、休暇を過ごすのに最適な場所を必要としている。青々とした山や海などの自然は海南国際観光島の最大の財産であり、一層大切にし、丹精を込めて保護しなければならない」と指摘した。
全人代代表・海南省生態環境保護庁庁長の鄧小剛氏は3月6日に海南省のメディア公開日に「海南省は一貫して大気、水、土壌、沿岸海域の生態環境の質において全国でトップクラスのレベルを保ってきた。しかし経済発展と都市化プロセスの加速に伴い、環境保護に関する問題も存在している」と表明した。
鄧氏は中国共産党中央と国務院が提起した汚染防止という難関攻略を実行するに当たり、「青空防衛戦」への勝利、汚染水域の改善、環境インフラ施設、とりわけ汚水処理とゴミ処理の不足分の補完の3つが必要だと話した。
鄧氏は次のステップとして法律法規を整備し、長期的効果のあるメカニズムを確立すべきだと提起する。そして真に新発展理念、とりわけグリーン発展理念を海南省の各段階において、より徹底的に実行させる。
「このような努力を経て、海南省は全国トップレベルの生態環境の質を保持し続けるだけでなく、青々とした山や海などの自然を守ると同時に『美しい中国』の輝かしい1章とならなければなりません」。
「北京週報日本語版」2018年3月11日