ビッグデータが小売業の技術変革を後押し

ビッグデータが小売業の技術変革を後押し。

タグ:ビッグデータ 小売業 技術変革

発信時間:2018-03-18 10:41:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


小売業の技術変革を後押し

 

 蘇寧控股集団の張近東会長は、2018年はビッグデータが技術段階から応用段階に急発展する1年で、ビッグデータはモノのインターネット、ブロックチェーン、スマートシティ、AR、VR、AI、音声認識などで注目され、近い将来にリテール業の未来を大きく変える可能性があると見ている。

 

 中国電子商務研究エンターの曹磊主任は、「以前、データは販売サイドとマーケティングサイドで駆動するだけだったが、今後は商品サイド、サプライチェーン、物流、さらには生産サイドで全面的に駆動する。商品とユーザーは小売業とECにとって最も重要な資産だったが、ビッグデータ時代はビッグデータが最も重要な資産になる」と話した。

 

 オンライン・オフラインのデータのリンクを重視し、2017年国美たんぽぽ計画は国美オンライン、国美Plus、国美管家、国美海外購、国美酒窖を国美アプリにまとめ、オンライン・オフラインを繋げ、インターネットを基礎、データを中心とするオンライン取引、実店舗利用の共有プラットフォームを構築した。たんぽぽ計画を通し、国美のオンライン・オフラインのサプライチェーンのデータ、取引データ、サービスデータ、会員データは全面的につながり、国美のデータのミドルオフィスとなり、ビッグデータ工場が形成された。

 

 ビッグデータにサポートされ、国美はサービス体系をアップグレードし、「出帆計画」を打ち出し、注文・配送、設置、メンテナンス、顧客サービスの全面的な可視化、標準化を実現。工場のバックグラウンドデータとリンクし、ワンクリックで修理を予約する機能を導入した。


 産業チェーン全体を見ると、ビッグデータの最大の効果は生産サイドからカスタマイズできる点である。小売業はその準備に入っている。国美はビッグデータをサプライチェーンに応用し、C2Mを用いた逆方向カスタマイズ、生活用品、スマート製品の拡張、正確な商品選びとマーケティングを実現し、第三者のサプライチェーンと補強し合い販売効率を高め、消費者の品質化、個性化、スマート化というニーズを満たし、品質向上と商品構造の合理化を促進している。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月18日


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