コカ・コーラは2016年末、中国ボトリング事業の資産切り離しに着手した。切り離し後、コカ・コーラの中国ボトリング事業は中糧と太古の2社が共同運営する。事業再編は2017年に完了。
太古と中糧傘下の中国食品が、コカ・コーラ中国ボトリング事業の再編後初となる2017年度の業績を発表した。
コカ・コーラの豊富な資産のおかげで、両社の飲料事業は大幅に向上。2017年の太古飲料部門の中国大陸における収益は162億5600万香港ドルで、前年の68億7300万ドルの倍以上になった。中国食品は154億6100万香港ドル、前年比37%増だった。
規模拡大は両社の飲料事業に利益をもたらした。中国食品の担当者はによると、再編による規模拡大で、中国食品のコカ・コーラ中国エリアの売上比率は33%から47%に上昇した。また、太古は再編後に中国大陸部で利益を上げ、売上高と収益が増加している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月30日