商務部(商務省)の高峰報道官が29日に明らかにしたところによると、今年1~2月には、中国のサービス輸出入額が安定した急速な伸びを維持し、輸出入額は前年同期比9.3%増加し、米ドル建てで計算すると同17.1%増加して、昨年6月以降で最高の増加率になった。サービス貿易の増加ベースは相対的に高い水準を保ち、ここから中国のサービス輸出入の状況が全体として安定上昇の発展傾向を保ち続けていることがわかるという。
新興サービスの輸出入の増加ペースがサービス輸出入の増加ペースを上回った。1~2月の新興サービス輸出入額は2561億4千万元(1元は約16.9円)に上り、同10.4%増加した。従来型サービスの輸出入額は急速な増加傾向を維持し、今年1~2月の輸出入額は、輸送サービスが1428億8千万元で同14.1%増加、建築サービスが391億5千万元で同17.4%増加、旅行サービスが3489億6千万元で同7%増加だった。サービス需要の高まりや春節などさまざまな要因の相乗効果により、1~2月はサービスの輸入が大幅に増加した。その一方で、春節の大型連休があったことなどから、サービスの輸出の伸びは鈍化し、同期は同4.6%増加にとどまった。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年3月30日