今年11月に開催される第1回中国国際輸入博覧会は、中国が世界へ主体的に市場を開放し、グローバル貿易の発展のために公共のプラットフォームを構築しようとして行う切実な努力の現れだ。
米ポールソン・インスティテュートの代表を務めるヘンリー・ポールソン米元財務長官は、「私は中国が中国国際輸入博覧会を開催することに非常に胸を高鳴らせている。ここには中国が輸入を大変重視し、世界に重要かつ積極的なシグナルを発していることが十分に示されているからだ」と述べた。
同博覧会の出展・企業誘致活動が順調に進んでおり、予想を超えた多くの参加申し込みがあるという。国家イメージ展への申し込みは当初の計画の60ヶ国を大幅に上回り、企業ビジネス展の申し込みには120あまりの国・地域の企業が名前を連ねる。展示ブースの面積も当初の計画より20%増加する見込みだ。
同部の鍾山部長は、「中国はいささかの動揺もなく改革開放路線を堅持していく。中国の開放のドアはますます大きく開かれていくだろう。中国の改革開放は新時代に入り、米国や世界により多くの発展チャンスをもたらすことになる。中国の開放は自ら行う開放であって、他国から威圧的な『圧力』を受けて開放させられるのではない」と述べた。