中国初のドローン営業許可証が発行 ドローン配達が実現か

中国初のドローン営業許可証が発行 ドローン配達が実現か。

タグ:ドローン営業許可証 配達

発信時間:2018-04-09 15:22:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 順豊がこのほど、中国初のドローン営業(試行)許可証を取得した。許可証の規定によると、同社は中国民間航空局が許可する試行エリアでドローンを使って配達できる。初の営業許可証の発行は、中国の産業用ドローンの使用が政策上の飛躍を遂げたことを意味する。ドローンでの配達が実現する日は本当に近いのだろうか。

 

 中国の物流業界のドローンに対する情熱は、伝統の配達方法に問題があることから生まれた。支線物流および最後の1キロの解決は現在の科学技術では限界があり、各方面は1000メートル以下の空域をコア資源とし、支線固定翼機+小型ローター型ドローンの発展を中心に進めている。

 

 専門家は、ドローンの物流分野における発展には3つの解決すべき課題があると見ている。1つ目はドローンの安全性の問題。ドローンの事故発生率をどのように合理的な範囲に抑えるかについて、現在の技術では懸念をぬぐいきれない。2つ目は安定性の問題。民間機または貨物機と同様、ドローン、特に小型ドローンは天候に影響されやすく、風、雨、雪、霧などの目に見える広範囲に及ぶ天候も、ウィンド・シアや突発的な気流などの目に見えない状況も、ドローンに大きな影響を及ぼす。3つ目は、政策面の要因。ドローンの応用において、監督管理はまだ模索段階にあり、不確定性が高い。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月9日

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