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発信時間：2018-04-12 15:42:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　ボアオ・アジアフォーラムで発表された大掛かりな開放措置が、実行に移されつつある。中国証券監督管理委員会の高莉報道官は、「滬倫通」の年内開通を目指すと発表した。また5月1日より、香港と中国本土間の株式相互取引「滬港通」と「深港通」の1日当たり取引限度額を4倍に大幅拡大する。中国資本市場の対外開放が、新たな一歩を踏み出した。

　「滬倫通」とは、上海証券取引所とロンドン証券取引所の株式相互取引である。これは「滬港通」と「深港通」に続く、中国資本市場の対外開放の象徴的な出来事だ。

　高報道官は「滬倫通は中英金融協力を掘り下げ、中国資本市場の開放拡大に取り組む中国の自信を世界に示す重要な措置だ。中国は英国側と共に努力し、年内開通を目指す」と述べた。これは市場から期待されている「滬倫通」に実質的な進展があり、大体の日程表が定まったことを意味する。

　ある調査機関の関係者は、「滬倫通」が資本市場と人民元国際化で力を発揮すると分析した。A株市場の優良株のバリューリターンを促し、成熟した市場の経験を利用し、バリュー投資及び市場主体の規範的による新しい市場環境の形成を促すと同時に、国民の投資ルートを拡大する。その一方で、人民元国際化の流れを加速する。

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