中国証券監督管理委員会は同日さらに公告を発表し、今年5月1日より「滬港通」と「深港通」の1日当たり取引限度額を520億元に調整し、本土側から香港株式を売買する「港股通」の1日当たり取引限度額を420億元に調整するとした。「滬港通」と「深港通」の1日当たり取引限度額は現在130億元で、「港股通」は105億元。
高報道官は「滬深港通は開通以降、全体的に安定し秩序を維持している。1日当たり取引限度額は、市場の安定運営で重要な力を発揮した。限度額の引き上げという開放拡大の措置は、域外機関投資家のA株市場進出を促し、市場の安全・取引の安定化に寄与する」と発言した。市場関係者は、双方向の開放はさらに多くの資金を市場に引き寄せ、双方の株式市場の規模と時価総額もさらに拡大すると判断した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月12日