中国経済の世界経済成長への寄与度、2017年は約34%

中国経済の世界経済成長への寄与度、2017年は約34%。

タグ:経済成長率

発信時間:2018-04-13 15:24:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 2017年、中国の経済成長率は6.9%に回復し、世界上位を維持した。世界銀行は、2017年の世界の経済成長率は3%前後になると予想している。この成長率で計算すれば、2017年の中国経済が世界経済に占める比率は約15.3%に上昇し、世界経済成長への寄与度は約34%になる。


 国家統計局総合司の責任者は、「習近平主席はボアオ・アジア・フォーラムの開幕式で、安定した上昇を続ける中国経済は世界経済の回復を牽引し、世界貿易の発展を促し、世界各国の人々に未曾有の発展のチャンスをもたらしたと述べ、中国の開放拡大の一連の重大措置を明確にした。これは中国が世界により多くの開放の利益をもたらすことを意味する」と話した。


中国経済は世界経済成長の原動力 


    世界2位の経済圏である中国の安定した経済成長は、世界経済の変動リスクを低下させる役割を果たし世界経済の安定化装置と言える。2013年から16年の中国の経済成長率の変動幅はわずか1.1ポイントで、同時期の米国、ユーロ圏、日本の変動幅を大幅に下回った。推計すると、同時期、中国経済の影響を考慮しなければ、世界経済の年平均成長率は0.6ポイント縮小し、変動幅は5.2%拡大していた。


中国市場は世界の消費増加の重要な力 


    中国は世界の約5分の1の人口を抱え、人民の生活は全面的に安定し、世界で成長が最も速く潜在力のある消費市場である。 


    中国は何年も続けて海外旅行者数で世界一を維持している。関係部門の統計によると、2017年の中国の海外旅行者数は1億3000万人で前年比7%増、海外旅行支出は1152億9000万ドルで5%増だった。また別の統計では、2016年の中国人旅行者による米国での平均消費額は約1万3000ドル、同年の旅行支出は352億2000万ドルに達し、米国に1日平均約9700万ドルの利益をもたらした。


中国の輸入貿易は世界経済リバランスの重要な力


 近年、中国の輸入は急速に拡大し、国際貿易の繁栄に大きく貢献し、世界経済のリバランスを促進している。


 2017年、中国の輸入は引き続き増加し、世界貿易の成長にさらに貢献した。世界貿易機関の統計によると、2017年1~10月の中国の輸入増加幅(米ドル換算)は米国、ドイツ、日本、世界とそれぞれ10.4ポイント、8.1ポイント、7.6ポイント、6.5ポイント高い。第3四半期の中国の輸入増加の世界への寄与度は17%で、輸入額は世界の10.2%を占めた。


 中国は世界の重要な大口商品輸入国である。2017年の中国の原油、砂鉄、大豆などの輸入量は過去最高を記録し、それぞれ4億2000万トン、10億7500万トン、9554万トンで、前年比5%、10.1%、13.9%増加。輸入平均価格はそれぞれ29.6%、28.6%、5%上昇し、大口商品価格の安定、原材料輸出国の景気回復に大きく貢献した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月13日

 

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