中国商務部報道官の高峰氏は12日、ボアオ・アジアフォーラムで中国が宣言した開放拡大措置は、中国の発展の必要に順応したものである」と説明した。また、「商務部は、関連部門と共同で開放の健全化、外商投資環境の最適化などをめぐる総合政策の制定に取り組んでおり、上半期の外商投資ネガティブリストの改訂完了を目指す」と述べた。
「今回発表された対外開放措置は、中国の現段階の発展水準を踏まえ、新時代のハイレベルな対外開放を目指すうえでの重要な戦略的決定である。これは中国の自主的開放であり、世界各国が中国発展の「快速列車」を相乗りできるようにすることが目的である」と高峰氏が強調した。
高峰氏はさらに次のように述べた。
保護貿易主義が台頭する背景下、中国は前進を停止すること、開放の扉を閉じることをしようとしていないばかりか、開放の扉をより大きく開き、対外開放推進の方針を貫くつもりだ。これは中国が責任ある国であることを示している。
中国の対外開放はあらゆる外的圧力による影響はない、我々は自らのペースで、既定方向に向けて揺るぎなく歩んでいく。
われわれは世界各国と共に努力し、より高いレベルの国際経済システムを共同で構築し、ウィンウィンの発展の実現を目指したい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月13日