昨年8月31日に重慶市、広西チワン族自治区、貴州省、甘粛省は、「中新相互接続モデルプロジェクト南部ルート共同建設の協力に関する枠組み協定」を締結し、省レベルの協力体制を正式に確立した。
今月20日には、中新相互接続プロジェクト南部ルート2018年中国側合同会議が重慶で開かれ、重慶市、広西チワン族自治区、貴州省、甘粛省の4省が内モンゴル自治区、四川省、雲南省、陕西省、青海省、新疆ウイグル自治区の6省を招き、各地方政府は、南部ルート共同建設の協力についてコンセンサスをまとめ、「重慶イニシアチブ」を発表した。
「重慶イニシアチブ」では、「南部ルート」の建設により、運営主体の市場競争力強化、商品供給源の確保、輸出入量のバランス化、多様な運輸方式による相補、持続可能な発展につながる複合型国際貿易ルートの建設を進める方針と共に、沿線省の参与を歓迎する意向が示された。また、国際協力、地域協力、インフラ補強などを段階的に進める方針や、交流・協力の強化、情報資源の共有、宣伝方法の規範化などの内容が含まれる。