一方、他の業界の割合は低いものの、急成長しており、うち、インテリア、部品、アニメの3業界の17年の新店舗開店数が前年比で顕著に増加し、それらの市場のポテンシャルが大きいことを物語っている。その他、報告によると、オリジナルデザイン店舗の場合、オープン後に業界を変えたことがない店舗の割合が明らかに他より高く、中心的な事業者の76%は、中心商品の販売が安定した伸びを見せている。
報告によると、オンラインオリジナルデザイナーは、「85後(1985年から89年生まれ)」と「80後(1980年から84年生まれ)」がメインで、女性より男性のほうがやや多い。また、オリジナルデザイン商品の購入者も女性がメインで、「80後(80年代生まれ)」と「90後(90年代生まれ)」が多い。
その他、オリジナル商品の購入者が増加し、その購入意欲も高まっている。報告によると、オリジナルデザイン系商品の1日当たりの購入者数は安定した増加を見せ、17年の時点で48万人を超えた。消費者がオリジナル商品の購入に使う金額の割合も右肩上がりとなっている。
業界関係者は、激増している消費者の品質、個性、細分化などに対する要求も高くなっており、商品デザインからブランドマーケティングなどに至るまでが新時代に突入していると見ている。そのため、中国のオリジナルデザイナーブランドにとっては、大きなチャンスであると同時に乗り越えるべき課題でもあるといえる。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年5月8日