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発信時間：2018-05-11 15:08:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　第3に、現時点の見解の相違について管理コントロールを強化し、自身の言動が相手方を困惑させることがないか常に考慮する必要がある。

　双方は一部の難題について意思疎通を強化するとともに、ルールや暗黙の了解を確立し、何らかの摩擦で両国関係全体が破壊されることを断固として避ける必要がある。

　第4に、両国政府は責任を持って民間友好関係の発展をリードする必要がある。

　事実、中日の友好ムードの醸成を民間のリーダーシップに頼るのは危うく、歴史的な積年の恨みが深いため、両国の世論は炎上しやすい。北京と東京は政府の友好的姿勢を常に示し、中日友好の世論の機運を高め、強い指導力を形成する必要がある。

　第5に、中日の文化交流を拡大する必要がある。

　中米・中韓の文化交流に比べて、近年の中日の文化交流は確実に遅れている。中国の改革開放初期に日本の映画・テレビ番組が中国で流行した様子と比べて、この落ち込みは鮮明だ。文化交流が少なくなれば、相互に好感を持っていたとしても、浅薄なものになりやすい。しかし一方で、中日の文化交流回復・拡大には市場化の条件がかなり多い。

　一衣帯水の隣国である中日両国には戦略上相互に補完できる巨大な潜在力があり、相手方が両国にとって重大な過ちを引き起こすことは許されない。相互の消耗戦を互恵協力に転換すれば、両国が積極的で効果的な周辺外交の枠組みを作るうえで決定打となる。中日関係をたゆみない友好協力拡大の方向に前進させることは、両国の最も理性的で賢明な選択だといえる。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年5月10日

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