また白副所長は、「実際、『中日韓+X』は公式のようなもので、どのような潜在的第4国市場との協力も、具体的な分野での協力も、この式に代入することができる。つまり将来には『中日韓+ASEAN』や『中日韓+高速鉄道』などさまざまな変形式が生まれる可能性がある。これもまた私たちが期待を寄せている点だ」と述べた。
中国国際問題研究員アジア太平洋研究所の宋均営副所長も、「中日韓協力のメリットを改めて生かすことは、米国の保護貿易主義や一国主義といった時代の潮流に合わないやり方への適切な対応であり、中日韓にとって、北東アジア地域全体にとって、ひいては世界にとって積極的な意義があるといえる。日本と韓国は安全保障上は米国の同盟国だが、経済面ではこれまずっとアジア太平洋地域や東アジアでの協力プロセスに溶け込んできたのであり、自由で開放的な貿易体制と地域の秩序を維持することは、中日韓の共同の利益に合致する」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年5月10日