フォーラムで演説する周小川氏
清華大学が主催し、清華大学五道口金融学院が事務局になり、清華大学国家金融研究院と清華大学金融科技研究院が協力する清華五道口世界金融フォーラム2018(以下、同フォーラム)が19、20日の両日、清華大学新清華学堂で開催された。同フォーラムは「新時代の金融の改革開放と安定発展」をテーマとし、中国の金融の現在と未来について議論した。
同フォーラムは19日、「金融の改革開放を掘り下げ、金融の安定発展を促進する」をテーマとする開幕式を開いた。清華大学五道口金融学院理事長兼院長、中国人民銀行元副総裁の呉暁霊氏が出席し、挨拶した。ボアオ・アジアフォーラム副理事長、中国側首席代表、清華大学五道口金融学院名誉院長、第12期全国政治協商会議副主席、中国人民銀行元総裁の周小川氏、中国銀行保険監督管理委員会副主席、党委委員の陳文輝氏が基調演説を行った。清華大学五道口金融学院党委書記の顧良飛氏が開幕式を主宰した。
大会はその後「金融の改革開放の再出発、『清華金融評論』創刊5周年」を議題とする第1回テーマフォーラムを開催した。清華大学国家金融研究院長、国際通貨基金(IMF)元副専務理事の朱民氏、国家外貨管理局副局長、清華大学五道口金融学院戦略諮問委員会委員の陸磊氏、ハンガリー国立銀行総裁のGyörgy Matolcsy氏が演説した。