天津市の趙海山・副市長は、「天津の特色は京津冀(北京市・天津市・河北省)の協調発展に役立つことだ。天津市は国家戦略への寄与をめぐり、協調発展を深化し、京津冀協調発展モデル地区を建設する方針だ」と述べた。
趙副市長によると、天津自由貿易区は京津冀と雄安新区に寄与するボーダレスな投融資プラットフォームを構築する方針だ。一定の条件を満たすリース会社が銀行間市場を通じて債券と資産証券化商品を発行することを奨励し、自由貿易試験区で内外の投資家を対象に試験的に地方政府債券を発行する。香港・マカオや海外から適格投資家を地域のエクイティ市場取引に呼び込み、地域の重点産業プロジェクト建設を支援する考えだ。
福建省の鄭新聡・副省長は、「福建自由貿易試験区は開放と革新が一体となった総合改革試験区を構築し、大陸部と台湾の両岸間経済協力のモデル地区と21世紀海上シルクロードの開放協力の深化に向けた新たな高みを目指す必要がある。同時に、福建自由貿易試験区は通関協力の新たなモデルと創新創業の新たなプラットフォームを構築し、自由貿易試験区で就業・生活する台湾同胞が医療・融資・住宅購入などで本土住民と同等の待遇が受けられるように支援する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月25日