中国の科学技術革新、「強国」と「富民」を支える

中国の科学技術革新、「強国」と「富民」を支える。AI、エネルギー開発、バイオなどの分野の新技術・設備・製品があり、科学技術革新が中国の強国建設に尽きることなき原動力を提供している…

タグ:中国科学技術革新

発信時間:2018-05-26 10:33:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 チップが強国建設に「最強のブレーン」を搭載したとするならば、新エネ開発設備は強国建設の動力源となる。半潜水型掘削装置「藍鯨1号」は2017年7月に、南中国海の「神狐海域」で、メタンハイドレート試験掘削・点火を60日続け、30万9000立方メートルを産出した。これにて中国は世界で初めて、資源量が世界の9割以上を占める開発の難易度が最も高い、泥質粉砂型地層でのメタンハイドレートの安全かつ制御可能な掘削に成功した。


 中集海洋工程研究院の劉大輝高級エンジニアは「設計・建設中に、一連の技術の難関を突破した。建造データ管理・建造技術管理システムのグレードアップと改善に取り組み、掘削塔の基礎平面度の誤差を2ミリ以下にし、掘削塔と基礎をつなぐ232本のボルトと穴の隙間を1.5ミリのみにするという技術の難関を突破した。同クラスのプラットフォームで初めて低温・100ミリ級NVF690超厚鋼板を使用し、同クラス鋼板の亀裂先端開口角を移す実験を行った」と説明した。「藍鯨1号」の建造を担当した中集来福士海洋工程有限公司は、理論・技術・プロジェクト・装備品の各部分に革新を埋め込んだ。


 また藍鯨1号は高効率油圧双ドリル掘削塔、世界トップ・最高クラスの閉ループ式動力測位・管理システム(DP3)を導入した。現在の世界の半潜水型掘削装置の設計・建造の先進水準を示した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月26日


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