今後の需要については、消費者の31.0%が向こう半年間に輸入商品の消費増を計画している。需要トップ5は順に、化粧品、時計・メガネ、育児用品、乗用車、宝飾品。
また、輸入商品は市場供給を大きく補っている。スーパーマーケット、百貨店、大型総合スーパーなど流通企業を対象とした調査によると、商品販売総額に占める輸入商品の割合が5割以上に達する企業は24.4%で、業種別では、乗用車、インテリア用品、時計・メガネ、電器・電子製品、食品がそれぞれ、51.1%、34.6%、31.0%、25.9%、25.4%となっている。
輸入拡大の流れについてレポートは、向こう1年間に輸入が増される見通しの商品として、食品、育児用品、化粧品、時計・メガネ、乗用車を挙げた。また、輸入商品の選択ではブランドが重視されており、企業の39.2%が輸入商品をブランドで決めると答えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月29日