改革開放から40年、中国人に満ち溢れる充足感

改革開放から40年、中国人に満ち溢れる充足感。改革開放政策実施開始から40年、中国は常に世界に胸襟を開いて迎え入れ、人々にもそこから確かな実益がもたらされた。雇用機会の増加、所得向上、品揃えの拡大、――人々の消費需要は徐々に高まった…

タグ:中国改革開放

発信時間:2018-05-28 16:11:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 改革開放政策実施開始から40年、中国は常に世界に胸襟を開いて迎え入れ、人々にもそこから確かな実益がもたらされた。雇用機会の増加、所得向上、品揃えの拡大、――人々の消費需要は徐々に高まった。


 専門家によると、中国は人々の日増しに増大する素晴らしい生活への需要を見据え、自主的な開放拡大を通じて人々の消費の高度化に適応してきたが、これは40年に渡り中国が実践してきた対外開放の重要な経験だという。新たな時代に入り、中国政府は一連の対外開放措置を打ち出したが、それは中国経済の成長モデルが消費主導型に向かうのに役立つだけでなく、世界経済の成長とリバランスにもプラスとなる。


 「対外開放から40年、商品とサービスを輸入することで中国人の暮らしは豊かになり満足度が高まった。住民の生存型・物質型消費は徐々に満たされ、発展型・サービス型消費が全面的に急成長した」と、中国(海南)改革発展研究院の遅福林・院長は語る。


 数字がこの変化を裏付ける。WTO加盟から10年で、中国は100以上のサービスと関連する市場を開放し、大量の雇用機会を供給した。商品の輸入関税が平均15.3%から9.8%に引き下げられ、輸入割当制度・許可制度が廃止されたことで、輸入商品が徐々に中国の一般家庭に行き渡るようになった。


 今年の5月1日より、中国は暫定税率方式で抗がん剤を含むあらゆる一般医薬品、抗がん作用のあるアルカロイド類医薬品、実質的に輸入している漢方製剤の輸入関税をゼロとした。5月10日に、商務部は「消費高度化行動計画」を発表し、ミドルハイエンド商品の輸入拡大、サプライチェーンの刷新を試験的に実施する方針を示した。5月22日に、国務院関税税則委員会は、自動車の輸入関税を25%から15%に引き下げると発表した。――ここしばらくで、人々に恩恵をもたらす一連の積極的な開放拡大措置の実施が加速した。

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