先ごろ報じられた中国の自動車関税引き下げのニュースに対し、世界の自動車メーカーは歓迎する意向を示し、素早く反応した。
シンガポール『聯合早報(ザオバオ)』の報道によると、今回の中国政府の決定について、日本の自動車メーカーは一様に歓迎の意を示した。トヨタは5月22日、高級車ブランドのレクサスを中心に値下げを行う方針を発表し、5月末までに値下げ幅を決定することを明らかにした。日本の『共同通信社』は、「輸入車に対する価格引き下げを速やかに実施し、競争力のある製品を中国の消費者に届けたい」というトヨタ広報部門の話を伝えている。
『ドイチェ・ヴェレ』ウェブサイトは、中国の決定発表後に、ダイムラー、BMW、フォルクスワーゲンなどのドイツ車ブランドの株価が大幅に上昇したと報じた。BMWの広報担当者は、中国市場がさらに勢い良く発展するとの見方を示している。
自動車関税の引き下げは、各国に中国市場の「大きな恩恵」を共有する多くの機会をもたらす。