2018年の中国経済「前半戦」が称賛すべき結果を残したことを受け、「後半戦」にも期待が高まっている。カギとなるのは、質の高い発展の要求に主体的に対応し、要求通りにできていることに一段と注力し、できていないことを適時に改め、改革開放40周年に向け発展への優れた解答を提示することだ。
サッカーファンの目がどんどん赤くなり、FIFAワールドカップで白熱した戦いが繰り広げられている。1つの試合では往々にして、基礎となる前半戦に比べて、勝負が決まる後半戦のほうに独特の魅力がある。ファンの目には、窮地での反撃・ハラハラする場面の連続・番狂わせなど「予想外」の出来事の多くが後半戦で起こっているように映る。選手にとって後半戦は、最後の力を振り絞り、敵陣を攻め落とす重要な時となる。
6月が終わり、中国経済は今年の「後半戦」に入った。中国にとっても世界にとっても、この「後半戦」には特別な意味がある。改革開放40周年の歴史の節目にあたり、新時代の全面的な改革開放深化はどうすれば難関を克服できるのか?質の高い発展の道はどうすれば着実に遠くまで進めるのか?人々は今年の「後半戦」のなかで答えを見つけたいと望んでいる。