2018中国国際ビッグデータ産業博覧会(略称:数博会、BIG DATA EXPO)が29日に貴陽で閉幕した。
今回の博覧会では4日間の会期中に、開幕式・閉幕式のほか、ハイレベル対話8回、専門フォーラム65回、成果発表40回、投資促進プレゼンテーション81回、ビジネス交流278回など一連のイベントが行われた。契約した投資プロジェクトは199件、総額352.8億元に上り、国内外から388の企業・機関が出展し、展示会場面積は6万平方メートルに上った。
大会では、「デジタル経済とデジタルガバナンス白書2018」「デジタル中国」「中国デジタル経済指数2018年度白書」などビッグデータの最先端の研究著作のほか、100のビッグデータ応用シーン、ビッグデータ応用事例ベスト10など、イノベーションの成果が発表された。同期間に開かれた2018中国電子商務創新発展サミットでは、「2017中国電子商取引発展指数報告」が発表され、年間スマート商業技術モデル、年間モデル転換企業、年間新進気鋭人材など、10の賞が授与された。同時開催の人工知能(AI)世界大会では、「BIG DATA EXPOツアー」「デジタルバレー・ナイト」などのテーマ別イベントが華やかに行われた。
これまでに開かれた3回の大会をベースに、2018数博会は国際化・専門化・産業化・市場化が顕著に進み、世界のビッグデータ発展の方向性を示す、業界でも権威ある国際的プラットフォームとなった。閉幕式では、貴陽市の陳晏市長が「我々は数博会が協力のチャンスに満ちた、産業発展をリードする国際的な大会となるよう盛り上げていく。発展の大計を共に協議し、最新の成果を共有できる世界的なプラットフォームを構築、肥沃な土地で知恵の樹を植えて育て上げ、ビッグデータによる経済社会の質の高い発展を目指す」とあいさつした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月30日