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発信時間：2018-06-07 13:37:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　第74回国際航空運送協会（IATA）年次総会と世界航空サミットが先般、オーストラリアのシドニーで開かれた。航空運送業界最大規模の会議である今年次総会には、業界の代表者や報道関係者ら1000人以上が出席した。会議に出席した業界関係者らは一様に、中国の航空市場は成長が速く、かつ規模が巨大で、世界の航空機メーカーが注目しており、成長ポテンシャルは極めて高いとの認識を示した。

 

　今年次総会は豪カンタス航空がホストを務めた。IATAは世界各国の航空会社290社が加盟し、世界の定期運航のうち約82％をIATA加盟各社会社が占めている。統計によると、2017年の世界の航空旅客数は41億人、航空貨物取扱量は6000万トン以上と世界の貨物貿易総額の3分の1を占め、航空産業の直接的な雇用創出量は世界全体で6300万人に上った。

 

　IATAのアレクサンドル・ド・ジュニアック事務局長兼CEO（最高経営責任者）は、「燃油費や人件費などのコスト上昇が続く一方、航空旅客需要、貨物需要とも力強く伸びており、2018年の国際航空業界の経営状況は引き続き良好だ」と述べた。その上で、「2010年以降、業界の収益性は改善が続いており、ここ数年連続で投下資本利益が資本的支出を上回る状況となっている」と述べた。2018年の世界の航空会社の利益予想については、純利益は338億ドル、純利益率は4.1％になるとの見通しを示した。

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