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発信時間：2018-06-07 13:37:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　IATAのチーフエコノミスト、ブライアン・ピアス氏は、中国航空業界の先行きについて楽観的な見通しを示した。同氏は記者の取材に対し、「中国の経済成長モデルは足元で貿易・投資主導型から消費主導型へと転換しつつあるが、これは中国と世界の航空業界の成長にとって重要な原動力となるだろう」と指摘。国民所得が増え続けるのに伴い、空の交通はこれまで以上に中国の消費者から選ばれる交通手段になるとの見方を示した。

 

　IATAが発表した需要予測によると、2018年に世界の航空会社に引き渡される航空機は1900機以上に上り、その多くが燃費性能の劣る経年機に取って代わる見通しだ。これにより世界の商用機数は4.2%増加し、2万9600機に達する見込みだとしている。世界の民間航空機の主要市場の一角に数えられる中国市場。その巨大な需要に世界の航空機メーカーが注目している。

 

　大手航空機メーカー、仏エアバス傘下にあるエアバス・ヘリコプターズのギヨム・フォーリCEOは、記者の取材に次のように答えた。　「当社から中国の顧客へ引き渡した航空機数は、当社が世界で生産している航空機全体の22%に上る。当社は中国の航空会社との関係だけでなく、中国の航空産業の圧倒的な成長ポテンシャルをも重視している。中国の航空産業は世界のトップレベルを目指して長年たゆまぬ努力を重ねてきた。中にはすでに世界最高水準に達した技術もある。これがエアバスが中国にイノベーションセンターを設立する大きな理由でもある」

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年6月7日

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