中国商務部によると、『サービス貿易の革新的発展の試行を深化する試行地全体計画』が先ごろ、国務院から承認された。この中で、試行期間を2018年7月1日から2020年6月30日までの2年間とすることが明示された。
商務部サービス貿易司の冼国義司長は19日、向こう2年にわたり、試行地においてサービス輸出の拡大に注力する考えを示した。脆弱分野の補強に焦点をあて、サービス貿易の新業態・新モデルを構築し、デジタル技術が支える新興サービス貿易を広く開拓するとしている。
国務院は2016年2月に、天津、上海など15カ所でサービス貿易の革新的発展を試験的に実施することを承認。試行地ではその後2年間で29項目に及ぶ経験を積み上げ、国務院の承認を経て、現在は試行対象を全国に拡大している。