統計によると、試行地のサービス貿易額の伸びはいずれも全国平均を上回った。2017年の同貿易額が全国に占める割合は51.9%と、試行地に指定される前に比べ5ポイント上昇。試行地での貿易好調を受け、全国のサービス貿易も大幅に伸び、2017年のサービス輸出額は前年比8.9%増の1.54兆元となった。2012年以来の高い伸びとなり、輸出の伸びも7年ぶりに輸入の伸びを上回った。
今年1-4月の全国のサービス貿易総額は前年同期比11.9%増の1.67兆元に上った。内訳は輸出が13%増、輸入が11.4%増と、輸出の伸びが輸入の伸びを上回る状態が続いている。ドルベースでみると、今年1-4月のサービス貿易額は輸出、輸入とも前年同期を20%以上上回った。