冼司長は、同計画ではこの2年間の試行地における経験と成果をまとめ、管理体制の一段の改善、対外開放の拡大、市場主体の育成、成長モデルの刷新、利便性の向上、政策体系の整備、統計システムの健全化、監督管理モデルの刷新の8項目に焦点をあて、試行業務を段階的に掘り下げていく方針を示した。
サービス業の開放拡大は今後の試行の方向性を探る上で重要だと強調。今回の試行の深化を対外開放の拡大を重要課題と位置づけ、外資全額出資による独資銀行の設立認可や、中国資本と外資との合弁銀行、外資銀行の支店設立申請時の人民元取扱業務の申請、海外市場向けオフショアコールセンターの外資出資比率の規制緩和など、金融分野で利便性向上に向けた6項目の開放政策を打ち出すとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月20日