二つ目は、技術向上の加速。ある自動車メーカーの技術部門責任者は、新エネルギー車の技術向上で今後、大きな変化が起こるとの見方を示す。まずは、2020年までに新型動力電池の産業化が実現する。次に、軽量化が進み、アルミニウム合金や複合材料を主として完成車軽量化技術プラットフォームが徐々に形成され、技術開発能力と産業チェーンが構築される。そして、スマートネットワーク化によって、運転補助技術の産業化応用が次第に実現し、自動運転技術プラットフォームの一部が確立される。
三つ目は、自主ブランド国際協力の拡大。業界関係者は、「一帯一路」構想と国際生産能力協力の推進に伴い、中国自動車工業の国際化が契機を迎えたと話した。新エネルギー車は、国家戦略の経済基幹産業として、有利なタイミングをつかみ、国際協力を強化する必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月20日