EUが22日より、米国製品に追加関税を導入へ

EUが22日より、米国製品に追加関税を導入へ。欧州委員会は20日、米国による鉄鋼・アルミ製品に対する追加関税への報復措置として、今月22日より総額28億ユーロ規模の米国製品に追加関税を導入すると発表した…

タグ:鉄鋼 アルミ製品 農産物 追加 関税

発信時間:2018-06-21 15:58:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 欧州委員会は20日、米国による鉄鋼・アルミ製品に対する追加関税への報復措置として、今月22日より総額28億ユーロ規模の米国製品に追加関税を導入すると発表した。


 欧州委員会によると、これには米国製の鉄鋼・アルミ製品や農産物が含まれる。EUによる追加関税は、世界貿易機関(WTO)ルールに合致するという。


 欧州委員会のマルムストローム委員(通商担当)は同日、米国の「一方的かつ不公平な」決定により、EUにはその他の選択肢がなくなったと表明した。


 米国のロス商務長官は5月31日、6月1日よりEU、カナダ、メキシコから輸入する鉄鋼・アルミ製品に対して、25%・10%の追加関税を導入すると発表した。


 EUの統計データによると、米国のこの措置は価値にして約64億ユーロのEU輸出製品に影響を及ぼした。貿易のリバランスを実現するため、EUは価値にして28億ユーロ規模の米国製品を対象に、直ちに追加関税を導入する。また残りの36億ユーロ分については、後日措置を打ち出す。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月20日  

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