米国は先ごろ500億米ドル相当の中国製品に追加関税を課すと発表したのに続き、19日にはさらに2000億米ドルの中国製品に追加関税を課す検討に入ると警告した。
米国はしばしば極端な圧力をかけ恫喝したりするが、これは中米双方が何度も協議し重ねてきたコンセンサスに背くもので、国際社会を非常に失望させるものでもある。これに対して、中国の正当な利益を守ろうとする立場と決意に変わりはなく、自衛のために反撃せざるを得ず、量と質を組み合わせた総合的な対策を採る考えだ。中国は動じることなく既定のペースで改革開放を推進し、経済の質の高い発展を断固として推進、近代的な経済体系の構築を急ぐ方針だ。中国経済は全体として安定的で健全な発展を維持すると期待できる。
米国が中米貿易紛争を引き起こしてから、その行為や態度は不安定で矛盾に満ち、世界最大の経済大国としての尊厳や品格は全く見て取れない。米国の挑発で紛争が始まってから、中国はギリギリのラインを守りつつ、協議のなかで中米両国と人民の共通利益を最大限に追求してきたが、これは中国の責任ある大国としてあるべき姿を示すものだ。