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発信時間：2018-06-21 15:24:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　しかし、中国が力を尽くしても米国からは善意ある回答が得られない。米国が繰り返し事を荒立てる様子からみると、米国の対中貿易赤字は米国が紛争を挑発する口実に過ぎず、本質的には米国内での中国の発展に対する言い表せない焦りや、中国の発展ペースを乱そうとする隠れた思惑の表れかもしれない。さらには、米国の焦りは「強い国が必ず覇権を握る」という時代遅れの考え方が土台になっており、「そのような考え方で他人を脅すことが習慣になっていなければ、あらゆる人を脅威と見なすはずがない」といえる。

　強権に直面した場合、譲歩すれば活路は無い。中国は自信を持って「中国のペース」で、量と質を組み合わせた総合的な対策を採り、貿易戦争に力強く対処する。

　米国の挑発が激しさを増しても、中国経済の安定成長は揺るがない。中国経済の「強靭性」はグローバル市場の荒波の中で繰り返し試されてきた。基本的な国情から見ると、中国は世界最多の中間所得層を抱えており、これが中国経済の高速成長から質の高い発展への転換に向け堅い基盤となった。経済構造から見ると、近年の消費の経済成長への寄与率は60％前後で安定しており、基礎的作用は強まるばかりだ。中国の潜在力の大きな国内市場と断固とした改革開放推進への決意は、我々がこの貿易戦争を戦ううえで最大の強みとなる。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年6月21日

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