「世界スマートカー最先端サミット(GIV)2018」が20日から2日間、深センで開かれた。会期2日目の21日、中国工程院の鄔賀銓院士が講演し、次のように述べた。
「自動車はインターネットとビッグデータ、人工知能(AI)、実体経済が深く融合した典型的な実用例であり、自動車にとってオンライン化やスマート化は次なる成長戦略の方向性になる。情報技術は自動車技術の転換と高度化を支え、スマートカーは情報技術のさらなる進歩を後押ししている」
同氏はスマートカーを「車輪付きモバイル・インテリジェント端末」にたとえ、スマートカーは技術面、政策面、法制度面など様々な面で課題を抱えていると指摘。スマートカーの標準化はまだ検討段階にあり、スマートカーのイノベーションは「永遠に続く道の半ば」といったところだと述べた。