世界市場のリスク増大、中国A株が避難場所になるか

世界市場のリスク増大、中国A株が避難場所になるか。

タグ:中国株式市場

発信時間:2018-07-02 11:42:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 このところ、世界市場のリスクが強まり、欧米株式市場に弱含みの兆しがみられるなど、市場変動が激化している。こうしたなか、中国A株にどのような影響がもたらされるであろうか?

 

 中国・大連に本拠地を置く大通証券北京営業部の最高マーケティング責任者(CMO)、李龍栓氏は先般、経済日報・中国経済網の経済番組「中韓財経連線・滬港通」に出演し、「世界市場全体の下落基調はA株にプラスに働いている」と指摘、次のように述べた。

 

 「まず、欧米株式市場をみると、米国の足元の株価収益率(PER)の約28倍と非常に割高な水準にある。米株の強気相場は10年ほど続いていることから、いつでも反落し調整局面に入るリスクを孕んでいる」

 

 「次に中国株式市場をみると、足元のA株の平均PERは20倍程度にとどまり、世界的にも割安な水準にある。欧米市場が調整局面に入った場合、A株市場に海外からの資金が流入するとみられ、A株相場には長期的に好調になるだろう」


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月2日

 


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