「AIに焦点をあて、すばらしき未来を楽しもう」をテーマとする第22回中国国際ソフトウェア博覧会第4部グローバルソフトウェア産業発展サミット。尤副処長はこの席で同白書を発表し、「北京には全産業を網羅するAI優位産業クラスターが確立しており、関連政策やイノベーションや起業家精神、資本環境、ソフト開発、知的財産権保護といった面で優位性を持っている」と述べた。
全国におよそ4000社あるAI関連企業のうち北京の企業は1070社と全体の26%を占める。全国のベンチャーキャピタルから出資を受けたAI関連企業は計1237社、うち北京に本拠地を置く企業は431社と全体の35%を占める。北京にある56.9%のAI企業は資金調達がAランド前にある。このことは半数以上の企業が依然として創立間もない段階にあり、高い成長の可能性を秘めているといえよう。
同白書では、北京のAI関連企業が強みを持つ上位5分野をスマート医療、スマート家具、スマートシティ、スマートリテール、自動運転と説明している。スマート医療では、天壇医院、北京協和医院などが全国でもトップクラスにあるという。スマート家具では、小米音響、京東丁東音響が人気がある。スマートリテールでは、京東、美団、便利蜂などが特色ある小売り企業として知られるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月2日