AIドクター、年内に広東省1000以上の貧困村に導入

AIドクター、年内に広東省1000以上の貧困村に導入。

タグ:AI ドクター

発信時間:2018-07-15 11:40:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 広東省陽山県江英鎮は石灰岩の高地で寒冷の地域に属し、県政府所在地から32キロ離れた場所にある。連州衛生学校を卒業した鄧金科氏は大塘坪村で医師をして10年以上になる。大塘坪村は典型的な貧困村で、常住人口500人中160人以上が貧困者である。鄧金科氏は、自分の能力に限界があり、故郷の人たちの病気をもっと診られるようによい先生を見つけたいと感じていた。数年前、村の衛生ステーションは広東省インターネット医院を導入し、村民は衛生ステーションで省都の病院の問診をオンラインで直接受けられるようになり、多くの問題を解決できるようになった。

 

 AIドクターの導入により鄧金科氏の願いは叶った。以前は聴診器と旧式の水銀血圧計だけを持って訪問診療をしていたが、現在は携帯電話と簡単なポータブル機器にグレードアップした。


 さらに、自分で判断が難しい時は患者の症状を携帯電話に入力すればAIドクターがサポートしてくれる。正確率は95%に達する。AIドクターの診断後も医師が判断できなければ、アプリに文字、画像、映像、音声などの情報を入力し、クラウドを通じて広東省第二人民医院のオンラインドクターに診断をサポートしてもらうことができる。鄧金科氏は「インターネット病院がパソコンから携帯電話に移ったようなもの」と話している。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月15日



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