上半期GDP成長率6.8% 中国経済を支える4大要素

上半期GDP成長率6.8% 中国経済を支える4大要素。

タグ: 中国経済

発信時間:2018-07-16 15:54:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国務院新聞弁公室は16日に記者会見を開き、2018年上半期の国民経済運行状況を紹介し、記者の質問に答えた。国家統計局の毛盛勇報道官は記者の質問に対し、上半期の中国経済運行の基本的状況を見ると、上半期の中国経済は引き続き全体的に落ち着き、安定した成長となったと述べた。


 毛盛勇報道官は中国経済の上半期の運行状況を以下のように分析した。


 1つ目は、経済運行の安定。成長速度を見ると、上半期のGDP成長率は6.8%で、うち第1四半期の成長率は6.8%、第2四半期は6.7%、12四半期連続で6.7%から6.9%の高水準を推移している。雇用面については、全国都市部の失業率は3カ月連続で5%を下回り、5月と6月は4.8%だった。この水準は2016年に国家統計局が全国労働力月間調査制度を構築して以来の最低水準となる。大都市の失業率は4.7%だった。


 2つ目は、構造の合理化・グレードアップ。産業別に見ると、第三次産業が急成長した。第三次産業の付加価値の対GDP比は引き続き上昇し54.3%に達し、前年同期比0.3ポイント上昇。サービス業の寄与度も上昇し、今年上半期は60.5%で前年同期比1.4ポイント上昇、サービス業の経済成長における重し的役割が引き続き強まったことを示した。工業のモデル転換・アップグレードが加速化し、農業栽培の構造が絶えず合理化された。需要を見ると、消費の経済成長における基本的役割が絶えず強まっている。上半期の消費の対GDP寄与度は78.5%で、前年同期比14.2ポイント上昇。民間投資、製造業投資にも改善傾向が見られ、輸出入における一般貿易の比率は59%で、前年同期比2.0ポイント上昇した。

1  2  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで