ここ数年、ペットを飼う人や犬の散歩をする人が増え、犬や猫がペットとして家庭に浸透し、家族の一員、生活のパートナーになっている。それに伴い、ペット関連の消費も急増している。
統計によると、2017年、中国でペットを飼う家庭は約5912万世帯で17%を占め、中国のペット業界の市場規模も1340億元に達した。
北京の繁華街の三里屯は若者が集まるファッションのランドマークである。近頃、このエリアに多くのペット関連の店がオープンしている。猫カフェ、シャンプー店、トリミングサロン、ペット用プール、様々なペット用品を扱う店がある。
北京市民の郭偉さんは飼い犬を連れてペットショップを訪れた。爪や耳の手入れのほか、SPAのサービスもある。アロマ、音楽、選りすぐりのオイル、専門のマッサージにより、犬は数分で眠る。それだけでなく、最後には花びら入りのお風呂にも入る。これらのサービスを目にし、外で待っていた郭偉さんは羨ましくなった。