中国農業大学ペット医院は「ペットの協和医院」と言われる。ここは協和医院のように治療が困難な合併症の治療を得意とするほか、予約をとるのも難しい。過去5年、中国農業大学ペット医院の診療件数は年間15%の速さで増加し、2017年には7万7000件に達した。
冷静に別れる
『ペット経済イノベーション産業報告』は、ここ数年のペット葬儀業の台頭に言及。北京や上海などにはペット用墓地が登場し、価格は2500~5000元となっている。中国のペット数を3000万匹、死亡したペットの10%をペット用墓地で処理すると仮定した場合、市場規模は年間10億元を超える。この数字はビジネスチャンスがあることだけでなく、十数年連れ添ったペットを死後に適切に処理し、一種の文明と進歩も表している。