航空宇宙機器の見本市、第51回ファーンボロー国際航空ショーが16日に開幕した。100以上の国と地域の出展企業が集まり、中国の出展企業数は前回より7割増え過去最多となった。中国企業が集結し、中国の先進的な航空宇宙技術、高い潜在力を秘めた航空市場を世界にアピールする。中国企業はより自信あふれる姿勢で、国際市場への進出を加速している。
同航空ショー開幕当日には、総額464億ドルの契約が交わされ、2016年の初日の230億ドルを大幅に上回った。今回の商用機受注数は過去最多の1万4327機にのぼると見られる。
近年の国際航空業の急成長、リージョナル路線の増加に伴い、リージョナルジェットが今年の航空ショーの主役になっている。
中国商用飛機有限責任公司(中国商飛)は5回目の出展となる。今年は自主開発したC919国産大型機、ARJ21新型リージョナルジェット、CR929長距離ワイドボディ機などを公開した。また初めてVR交流・体験により、ARJ21の高い操縦性をアピールし、広く注目を集めた。