滬蘇浙皖(上海・江蘇・浙江・安徽)ビッグデータ連盟は17日に共同で、「滬蘇浙皖三省一市ビッグデータ連盟協力備忘録」に署名し、技術革新・デジタル資源の開放と共有を共に推進し、長江デルタの質の高い一体的発展を目指す方針を示した。
上海市経済・情報化委員会の張英チーフエンジニアは、「上海市は江蘇・浙江・安徽各省の経済情報部門と共同で5G・産業インターネット・ビッグデータ・AIなどの技術革新を推し進め、モノ・デジタル・人工知能のネットワーク整備を急ぐほか、デジタル資源の開放と共有を加速、デジタル資源の配分効率を最適化し、重点分野のスマートアプリケーションの地域連携の強化を図る」と述べた。
データ連携とスマート製造は密接な関係がある。中国科学院会員で、華東師範大学教授の何積豊氏は、データ連携のスマート製造に対する促進作用について、生産システムの柔軟性向上・エネルギー消費の削減・製品コストの低減などを挙げ、そこから生まれる経済価値は相当なものだと指摘する。