上海で先ごろ開かれた長江デルタ地区産業・情報化協力推進会では、長江デルタの「地域の大脳」を共同建設し、「1つの基本データベース・インターネット身分証・民生ICカード」システム建設を共同で推進、協力の長期的メカニズムを構築すると提起された。
中国浦東幹部学院長江デルタ研究院の何立勝・執行院長は、長江デルタ地区は融合という面で多くの「変化」を表現した。例えば、システム計画は断片的なものにせず、「複数の規定の1本化」を進めている。ガバナンス体系と利益配分について各種の境界を取り払い、独占的で排他的な考え方から脱却、協力による利益獲得と責任分担が可能な共同体の建設を目指す。
何立勝氏は、「情報共有の加速と情報セキュリティの保障について、ビッグデータは多くの優位性と能力を発揮できる。また、長江デルタの産業高度化とイノベーション加速を促進し、長江デルタの全国ひいては世界での競争力と影響力を向上させることができる」と予想する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月20日