23日午後まで、19省が今年上半期の経済データを発表した。
澎湃新聞のまとめによると、広東省と江蘇省は2年連続でGDPが4兆元を上回り、全国1・2位を占めたが、江蘇省と広東省の差が開いた。河南省のGDPは中部で首位をキープした。
GDP成長率を見ると、19省のうち15省のGDP成長率が上半期、全国平均6.8%以上となった。うち貴州省が最も好調で、2桁台の成長を実現した。江西省も9.0%の成長率で先頭集団に入った。
上半期の経済中間報告を発表した省のうち、天津市、海南省、青海省、重慶市のGDP成長率が全国平均を下回った。華竜網の23日の報道によると、重慶市の今年上半期のGDP成長率は6.5%で、前年同期の10.5%を4ポイント下回った。
広東省と江蘇省が規模でリード
広東省と江蘇省は2017年上半期にGDPが4兆元を上回り、全国1・2位につけた。広東省は4兆1957億8400万元、江蘇省は4兆821億2000万元で、差は1136億6400万元だった。
今年上半期の広東省は4兆6300億元、江蘇省は4兆4863億5000万元で、差は1436億5000万元に広がった。
貴州省の成長率が首位、重慶市と天津市が急落
GDP成長率を見ると、19省のうち貴州省が今のところ首位となっており、2桁台の成長を実現した。貴州省統計局が発表したデータによると、今年上半期の貴州省のGDPは前年同期比10.0%増の6632億8600万元で、伸び率が全国平均を3.2ポイント上回り、30四半期連続で全国3位以内を維持した。
貴州省のほか江西省も好調で、9%で中部6省の首位になった。
しかし2017年上半期のGDP成長率と比べると、すでに今年上半期の経済中間報告を発表した19省のうち、伸び率が上昇したのは湖南省と陝西省のみ。湖南省は7.6%から7.8%に、陝西省は8.2%から8.6%に上昇。
四川省、湖北省、上海市、北京市、江西省の今年上半期の伸び率は前年より横ばい。その他12省は前年を下回った。
うち下げ幅が最も大きかったのは重慶市で、これに天津市が続いた。華竜網の23日の報道によると、重慶市の今年上半期のGDP成長率は6.5%。澎湃新聞のまとめによると、この成長率は前年同期の10.5%から4ポイント低下している。
天津市の今年上半期のGDP成長率は、前年同期比で3.5ポイント低下した。2017年上半期は6.9%、今年上半期は3.4%のみ。3.4%というGDP成長率は、すでにデータを発表している19省のうち最低となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月24日