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発信時間：2018-07-28 16:33:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　ロシアの液化天然ガス輸送船が19日、北極東北航路を通って中国の江蘇如東に到着し、北極地区ヤマルプロジェクトで産出された液化天然ガスが初めて中国石油に納品された。これは、中国とロシアの「氷上シルクロード」共同建設が大きく進んだことを示している。

　ヤマルプロジェクトは、中国の「一帯一路」構想発表後にロシアで実施された初の超大型エネルギー協力プロジェクトだ。

　北極圏の深くにあるヤマル半島は、世界で最も豊富な埋蔵天然ガスを抱えるが、地理と気候が原因で最も採掘が困難なガス田の一つとされる。中国とロシアが共同建設した「氷上シルクロード」により、ヤマル半島の氷に閉じ込められたエネルギーの採掘が可能となり、中国資本企業がこの高難度なプロジェクトの建設と運営を担う重要な力となっている。

　紹介によると、ヤマルプロジェクトの天然ガス採掘可能埋蔵量は1兆3億立方メートル、コンデンセート採掘可能埋蔵量は6千万トンに上る。年産550万トンの液化天然ガス生産ライン3本を建設する計画で、うち1本目の生産ラインはすでに2017年12月に操業を開始した。

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