第1回中国国際輸入博覧会、世界各国が期待

第1回中国国際輸入博覧会、世界各国が期待。上海で開催される第1回中国国際輸入博覧会で現在、世界で熱狂の渦を巻き起こしている。世界各地の企業が、この世界経済・貿易協力の祭典にあやかろうと意欲的だ…

タグ:中国国際輸入博覧会

発信時間:2018-07-30 10:22:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 上海で開催される第1回中国国際輸入博覧会で現在、世界で熱狂の渦を巻き起こしている。世界各地の企業が、この世界経済・貿易協力の祭典にあやかろうと意欲的だ。海外ビジネス界の関係者は、中国のこの開放措置は自国の経済モデルチェンジの流れに合致しており、経済グローバル化に大きなエネルギーを注ぎ込んだと判断した。


 第1回中国国際輸入博覧会は11月5−10日に上海市で開催される。これは世界初の輸入をテーマとする博覧会だ。現在まで80カ国が参加を確認しており、130以上の国と地域の2800社以上の企業が出店を確認している。これには世界トップ500社、リーディングカンパニーの200社超が含まれる。出展企業は100種以上の新製品・新技術をもたらし、世界最先端の最も代表的な製品及びサービスのすう勢を全面的に示す。


 世界の各社が遠路はるばる訪れ、バイヤーが準備万端で待ち構える。各省・直轄市・自治区、計画単列市、新疆生産建設兵団、中央企業は現在、38の取引チーム、500以上の取引サブチームを結成している。国内外のバイヤーは15万社を超える見通しだ。


 日本の毎日新聞は「中国・輸入博の思惑」と題した記事の中で、「同博覧会の開催は中国の市場開放の重大な措置だ。輸入拡大は中国の経済発展モデルの転換、改革促進の需要に合致している。また他国の発展に広大なスペースを提供し、中国経済の世界経済における影響力を高めることができる」と論じた。朝日新聞は、同博覧会は中国の対外開放強化、及び自由貿易の堅持を具体的に示すとした。


 同博覧会と初めて正式に出展契約を交わしたのは、日本の有名ロボット企業の不二越だ。那智不二越(上海)貿易有限公司の責任者である俵和之氏は「博覧会に期待している。博覧会でロボット製品・技術を展示し、フィードバックを通じて製品を改良していきたい」と表明した。


 独シーメンス大中華区CEOのHerrmann氏は「当社はエネルギーモデルチェンジ、デジタル製造、デジタル都市などの成果を展示する。博覧会を通じ世界のパートナーや取引先と交流を促進し、世界経済に新たな動力を注ぎたい」と述べた。


 ブラジル輸出投資振興局の局長は「中国の改革開放から40年に渡り、経済・社会が長期的に進歩した。この特殊な意義を持つ一年に輸入博覧会を開催することで、中国がグローバル化を見据え、世界貿易に溶け込み、市場を積極的に開放する姿勢を強く示すことができる。世界経済はそこから利益を手にする」と指摘した。


 アイルランドとブルガリアのビジネス界も、中国人の消費アップグレードに伴い中国市場の重要性が増していることから、自国企業は同博覧会のチャンスをつかみ中国市場を開拓すべきと判断した。


 仏コンサルティング会社のDaniel Haber総裁は「フランスを含む多くの国の企業にとって、博覧会への参加は中国という世界の重要な市場に入るきっかけになる。博覧会は中国市場と消費者により豊富な選択肢を提供する」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月30日

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