中国の電力使用量、上半期の伸び率が6年ぶりの高水準に

中国の電力使用量、上半期の伸び率が6年ぶりの高水準に。

タグ:中国電力使用量

発信時間:2018-07-31 11:58:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国の国家エネルギー局発展計画司の李福龍司長は、同局が30日に開いた記者会見において「上半期の経済運営は安定しつつ好転の流れを維持し、さらに気象の要素が重なったことで、全国エネルギー消費が拡大を続けた。生産は安定し、エネルギー消費構造の改善が続いた」と述べた。


 上半期の中国の石炭消費量は前年同期比の伸び率は3.1%前後で、発電用石炭の消費量が大幅に増加し、石炭消費増の主なけん引力になった。石油消費が安定を維持し、見掛消費量の伸び率は2.5%前後に達した。天然ガスの消費が大幅に増加し、見掛消費量の伸び率は16.8%前後に達した。全社会電力使用量は9.4%増で、伸び率が3.1ポイント上昇で6年ぶりの高水準となった。うち第二次産業の電力使用量の伸び率が引き続き上昇し、電力使用量の伸び率を5.3ポイント押し上げた。第三次産業と住民の生活用電力が2桁台の増加を維持し、合計で電力使用量の伸び率を4ポイント押し上げた。


 中国電力企業連合会が30日に発表した「2018年上半期全国電力需給情勢分析予測報告書」によると、上半期の全社会電力使用量が大幅増を維持した主因にはまず、マクロ経済による力強い下支えがある。マクロ経済は今年以降、全体的に安定しつつ好転している。工業企業の経済効果の改善、生産の安定成長が電力消費量の増加を支えた。第二次産業の電力消費量は7.6%増加した。次に、気象の要素、住民の消費アップグレードによる共同けん引効果がある。年初の寒波と夏の高温が電力使用量の急成長をけん引し、都市部・農村部住民の生活用電力使用量が13.2%増となった。それから、サービス業が高度成長を維持している。サービス業の新産業・新業態・新モデルが力強く発展し、新たな原動力が成長を加速し、国内消費がやや高い成長率を維持した。これによりサービス業の電力使用量が急増し、第三次産業の電力使用量が14.7%増となった。

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