持続的な高温の影響により、北京地区の送電網の負荷が拡大している。国家電網北京市電力公司が発表した情報によると、北京地区は31日12時26分に2267万5000kWという最大負荷を記録し、2017年の2254万kWを上回り記録を更新した。北京の送電網は現在、全体的に安定的に稼働している。
国家電網北京電力調節・制御センター調節所の劉輝所長は「蒸し暑い天気の影響を受け、エアコンなどの負荷が目に見えて拡大し、全体の約5割を占めている。推算によると、高温が1週間以上続けば、北京地区の送電網の最大負荷は今夏、前年同期比約15.35%増の2600万kWに達する見通しだ」と述べた。
北京の送電網の安定稼働、住民の正常な電力使用を保証するため、国家電網北京電力公司は31日8時に送電網大負荷早期警戒Ⅲ級緊急態勢に入り、過負荷設備の稼働への監視を強化し、送電網の稼働方法を事前に調整した。電力設備の巡回を強化し、設備の巡回間隔を短縮した。
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